新しい生態系 2
たとえはっきり無視したとしても、これらの考慮は将来の変化についての何らかの評価の中に不可避的に入ってくるのです。
この反対のこともまた明白です。
量的測定のための確実な基礎資料が欠けているというだけの理由で、環境面での判断をおろそかにはできません。
賢明な資源利用は、そうしたほうが得策だという表面的理由であろうと、不安を解消するためであろうと、それは現時点でいちばん実施可能な評価です。
現時点での評価技術が不適当なことを冷静に判断し、叙述することや、過去の経験に学ぶことも、同様に重要です。
こういった試みが、新しい研究と公共政策を導くような建設的発見を生み出す場合には、現在の知見の限界や、変化を評価する困難さについて・自然科学者も社会科学者も大いに謙虚になる必要があるでしょう。