福祉資源地域における福祉
需要を把握し、その需要を満たしていく福祉サービスを供給するにしても、それを可能にするリソース(資源)が必要です。
むしろ福祉需要の発見と設定と同時に、役所を含め地域にどのような福祉資源が現にあるのか、あるいは潜在しているのかを把握しなければならないともいえるでしょう。
地域はどこでも自然とものと人によって構成され、それらの需要が結び付いてさまざまな出来事や活動が展開され、そこに歴史のなかで育まれてきた地域の文化が投影されています。
そうした地域の構成要素のどこにどれほどの福祉資源があるのかを見抜く必要があります。
ハンディキャップを背負った人に対して地域の文化(風土)がどれほど受容度が高いかあるいは冷淡なのかは、福祉資源として重要です。
しばしば福祉施設を迷惑がり、その建設の阻止要因として働くのは非寛容な地域文化です。
いうまでもなく、福祉資源といえば端的には、福祉サービスを展開していくために活用できる諸手段のことで、資金、技術、情報、人材、施設、器材などをあげうるのです。